最適化の条件設定
最適化の条件は以下の3種類を設定することができます。
このマニュアルでは「列ごとの条件の設定」と「列の値を整数値にする」についてご説明します。
・列ごとの条件の設定
・列の値を整数値にする
・式での条件の設定 → 最適化の式での条件設定のマニュアルを参照して下さい。
列ごとの条件の設定
データセットの列ごとに、最適化の条件を設定することができます。
設定できる条件は以下の3種類になります。
・値に近づける
・最大化
・最小化
また、条件を誤って選択してしまった場合は、指定しないを選択することで条件の設定を解除することができます。
値に近づける
列の値が設定した値に近づくように、最適化が実行されます。
例えば、商品を販売するターゲットを30代とする場合や、商品の大きさを50cmにする場合など、設定した列が特定の値に近い場合の最適な値を求めたい際にご利用下さい。
最大化
列の値ができるだけ大きくなるように、最適化が実行されます。
例えば、商品の品質や売上など、値が大きければ大きいほどよいデータに対してご利用下さい。
また、最大化を指定すると、データセットの最大の値を超える値が最適化結果として算出される場合もあります。
最小化
列の値ができるだけ小さくなるように、最適化が実行されます。
例えば、商品の価格やクレームの件数など、値が小さければ小さいほどよいデータに対してご利用下さい。
また、最小化を指定すると、データセットの最小の値を下回る値が最適化結果として算出される場合もあります。
列の値を整数値にする
列の一覧が表示されている箇所の右下にある、「整数値にする」ボタンから設定することができます。
この設定を利用することで、設定した列の値を整数にして最適化が実行されます。
例えば、人数や商品の価格など、値が必ず整数になるものにご利用ください。