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TrendFlowとは
TrendFlow(トレンドフロー)は、自動機械学習(AutoML (Auto Machine Learning))機能を備えた、未来を予測する時系列解析のレシピブロックです。
同じ時系列解析を行う MfTransformer と異なるのは、「学習に使用する列に指定できるのは1列のみ」である点と「予測は複数行分」できる点です。
TrendFlowを使ったレシピは、プロジェクトテンプレートの時系列予測にセットされています。
■特徴
- データを投入するだけで、自動でパラメータの探索を行う(設定による)
- 欠損値があっても、学習・推論とも前処理が不要
- データの周期、トレンド、変化点を自動で検知(デフォルト設定)
- あらゆるパターンの変化に自動でフィット
■パラメータについて
[TrendFlow]ブロックは、レシピ編集画面のブロックタイプ「時系列解析」の中にあります。
TrendFlowブロックで設定できるパラメータは次の通りです。
しかし、基本的にはパラメータを変更する必要がないため、[TrendFlow]ブロックをつなげるだけで未来予測を行うAIモデルを作成することができます。
1.自動チューニング:無効(デフォルト)/有効
[有効]のとき、自動で最適なパラメーターの探索を行います。
2.自動周期設定:ON(デフォルト)/OFF
[ON]のとき、データを解析して自動で1年、1週、1日いずれかの周期を設定します。
3.周期を追加:右図赤枠の[+]をクリックして、独自の周期を追加できます。
・*周期の名前:独自の周期の名前を入力します。
・期間 :期間を数値で入力設定します。
・時間単位:期間に対する時間の単位を「年,月,週,日,時間,分,秒」から選択します。
例)期間「10」,時間「日」と設定
⇒「10日」単位の周期
* は必須の設定項目です。