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推論とは
機械学習の分野では、学習済みAIにデータを投入して予測結果を得ることを「予測(prediction)」といい、投入したデータと予測結果の因果関係の説明まで行うことを「推論(inference)」といいます。
MatrixFlowは、予測するだけでなく、投入データと予測結果の因果関係を説明する信頼度や影響度なども得られる「推論」を行います。
■MatrixFlowでできる推論の種類
現在実行できる推論の種類は、次の通りです。
※( )内は対応しているデータの種類です。
- 分類(数値/文書/画像)
- 回帰(数値)
- ベクトル化(文書/画像)
- 次元圧縮(画像)
- 時系列解析(数値)
■推論用のデータセットについて
推論を行うには、推論用のデータセットを用意する必要があります。
学習に使用していない、未知のデータを用意しましょう。
データセットの作り方は学習用データセットに準じますが、推論用データセットに「予測する列」は不要です。
詳しくは、推論用データセットの作り方 をご覧ください。
■推論を実行するには
次のいずれかの方法で推論設定画面に遷移し、必要項目を設定して実行します。
- 学習したAIを保存すると表示される「このAIを使って推論する」
- プロジェクト一覧からプロジェクトを選択 > 画面左上の「AIで予測する」
- プロジェクトを選択 > プロジェクト管理「学習済みAI」 > AIを選択 > 情報画面右上の「推論する」