AI予測とは – メリット・重要である理由・仕組みを紹介
近年、企業活動にAI予測などの技術を導入する動きが加速しています。少子高齢化による働き手の不足に対して、有効なアプローチであることからも注目を浴びているという背景があります。 IT技術の進歩によりAIが簡単に活用できるようになったこと、また人々のライフスタイルの多様化によるマーケティングのニーズなどから、企業のAI導入は進んでいます。また驚くべきことに、導入企業の約8割がその効果を実感しています。(※総務省「令和3年版 情報通信白書」より) AIは過去のデータを学習することで、精度の高い予測をすることが可能です。需要の変化を的確にキャッチすることができるため、経営判断にも活用されています。 今まで担当者・経営者の経験・勘などに頼っていた箇所を、AIに置き換えることができるようになります。 しかし、そのAIの特性(苦手なこと・得意なこと)を正しく理解しなければ、有効な活用は難しいと言えるでしょう。 この記事では、AI予測を効果的に活用するために押さえておくべきポイント、そのメリットなどを中心に紹介します。
-
AI予測とは
AIといって、思い浮かべるものにはどのようなものがあるでしょうか。
Amazon AlexaやGoogleアシスタントなどを搭載するAIスピーカー(スマートスピーカー)をはじめ、AIが用いられた技術にはさまざまのものがあります。
またディープラーニング技術を活用して作成された合成メディアである「ディープフェイク」など、あまりにAIの精度が上がったために、人々が「本物とフェイクを区別できない」といったように、ネガティブな側面にスポットを当てた報道を見る機会も増えました。それだけAIが身近なものとして普及している証拠とも言えます。一般的にAIは、「これは何の画像なのか」を判断する画像認識や、人の話を聞いて理解しようとする自然言語処理など、人間にできることをAIに学習させてに実現させよう、という方向性で用いられることが多いです。
今回紹介する「AI予測」とはAIに大量のデータを学習させることで、今後の予測(顧客のニーズ・需要予測など)を分析できる技術のことをさします。
具体的に補足すると、過去の市場動向・販売実績・在庫状況などの膨大なデータを読み込ませることで、未来の自社商品の販売数、その需要の変化などを分析することが可能となります。
AI予測は、ある特定の問題を解いたり、課題を解決したりするための計算・処理手順である「アルゴリズム」に従ってデータ処理・分析を行っています。 -
AI予測を活用するメリットとは
AI予測を活用するメリットには、以下の3つがあげられます。
1. 担当者の勘・経験に頼らない、データに基づいたAI予測ができる
2. 精度の高いAI予測で、在庫を最適化できる
3. 分析業務をAIによって効率化することが可能1. 担当者の勘・経験に頼らない、データに基づいたAI予測ができる
AI予測では、AIがアルゴリズムによってデータを分析し、予測を行います。そのため、担当者の主観による歪み・バイアスがなく、また数値の入力ミス、集計誤りなどによる人為的ミスが起こりません。
そのためAIを活用した場合では、高い精度のデータ分析・予測が可能となります。2. 精度の高いAI予測で、在庫を最適化できる
在庫を最適化することにも、AI予測が活用できます。
過去の販売状況・気象条件・顧客の属性・市場動向など多数のデータを自動で収集し、AIに学習させることで、未来の販売数・市場の動向の予想が可能となります。その予測データによって、適切な在庫量を予測することができます。
常に時節に合ったピッタリの在庫を確保することができるため、売り逃しによる機会損失や、過剰に在庫を抱えることもなくなります。さらにAIの分析結果に対して実績をフィードバックしていくことで、その予測の精度がどんどん向上していきます。
AI予測を導入することで、データに基づいた無駄のない在庫管理を行うことが可能となります。
3.分析業務をAIによって効率化することが可能
AIに予測を任せることで、担当者がデータの集計・分析にあてていた時間を、別の業務にあてることができます。
そのため、担当者がコア業務に集中することができるほか、高い精度の予測に合わせて人員配置・設備投資を計画的に行うことができます。人間とは違い、休憩なく動き続けられることもAIのメリットです。
AI予測を導入することで、担当者の負荷軽減、人的リソースの有効活用が可能となります。 -
AI予測が重要な理由とは
AI予測をする3つのメリットについて紹介しました。
これらのメリットにより、AI予測を導入する企業は増加傾向にあります。
企業が自社の膨大なデータを表面的にしか利用できていないことの、根本的な解決策として、このAI予測が注目されています。
ビッグデータなど、すでに人が処理できる領域を超えているため、AIを効率的に活用することは、これからの時代必須と言えるでしょう。
AI予測を活用している業界は、金融、医療、保険といった一般的な業種から、航空会社や製造業といった高度な技術を要する分野にまで広まっています。
また機械学習、ディープラーニング、人工知能(AI)といったキーワードについても、日常的に聞く機会が増えています。
経営の意思決定に、データに基づいたAI予測を活用することは、今後さらに加速すると言えます。
勘・経験に頼った従来の方法から脱却することで、競合他社に差をつけることが可能になります。
またAIは予測だけでなく、自社の課題解決にも用いることが可能です。 -
AI予測の仕組みとは
では、具体的にAI予測はどのような仕組みとなっているのでしょうか。
その作業の流れについて具体的に紹介します。1.データを読み込ませてAI予測を行う
AI予測には、学習させるためのデータが不可欠です。自社の過去のデータ(商品の販売数の時系列データなど)を読み込ませましょう。
人間では扱うことが難しい膨大なデータについてもAIであれば処理することが可能です。
以前は処理に時間がかかっていましたが、現在はIT技術・ツールの進歩により、ビッグデータについても問題なく扱えるようになっています。
また読み込ませるデータの量が多ければ多いほど、精度が高まるのがAI予測の特徴です。データが少ない場合は、例外的な事象が起こりやすいため、予測の精度が落ちてしまう場合もあります。
AI予測を成功させるには、いかに学習させるためのデータを集められるかにかかっているといっても過言ではありません。AI予測を成功させる、重要な要素となります。2.数理モデルを作ってAI予測を行う
AIにビッグデータを読み込ませたら、次に数理モデルを作っていきます。
数理モデルとは「現実の世界で起こるさまざまな問題を簡略化し、数学的に表したもの」です。とくに時間変化する現象を微分方程式などの方程式で表現することをさします。
AI予測の文脈において簡単に説明すると、「読み込んだデータから、ある事象が起こる可能性がどれくらいか」を数式にすることです。
この数理モデルを作ることで、過去のデータから未来の予測をしていきます。3.複数のアルゴリズムからAI予測を行う
AIは複数のアルゴリズムを使用して予測を立てます。アルゴリズムの種類には代表的なものとして、以下があります。
・線形回帰(気温に伴うおでんの需要変化など、パターンを見つけるアルゴリズム)
・ニューラルネットワーク(人間の脳のしくみ・神経回路から着想を得たもの。ネットワーク状に結合した数理モデル)
・決定木(木/ツリー構造でデータを振り分ける分析)これらのアルゴリズムを試すことによって、高い精度のAI予測ができるようになります。
-
AI予測モデルがプログラミング不要で構築できる「MatrixFlow」
AI予測の仕組みについて紹介しましたが、これらをすべて自身で行うには、専門的な知識が必要となります。
しかし、プログラミング不要で、ドラッグ&ドロップをするだけで簡単にAIを使いこなすことができるサービスがあります。それがビジネスのためのAI活用プラットフォーム「MatrixFlow」(マトリックスフロー)です。
このプラットフォームでは、データの管理や作成したアルゴリズムの管理など、AI構築に関わるすべての工程を一元的に管理することができます。AI予測に対し、実際のデータと照らし合わせて修正を行うことで、さらに精度を上げていくことが可能です。
利用を継続することで、そのノウハウがプラットフォーム上に蓄積されていきます。そのため、担当者の退職によって分析内容のクオリティが左右されるリスクもありません。
自社でノウハウの蓄積ができるだけでなく、代行業者に依頼するよりも、低コストで利用することができます。
業種・業界に関わらず活用が可能ですが、特に物流・サプライチェーン領域で活躍が期待されています。ぜひ、詳細はお問い合わせください。
編集部Pickup記事
-
ノーコードでAIを開発する方法とは?開発事例・無料の開発プラットフォームを紹介
ここ数年、国内外の開発者の間で「ノーコード(NoCode)」という言葉がよく聞かれます。 ノーコードとは、文字通りコードいらずでWebサイトやWebサービスを開発する手法のことです。 このノーコードの開発手法を使って、AI(人工知能)を開発しようとする動きが出てきています。 本記事では、ノーコードでAIを開発して自社課題を解決したい方に向けて、ノーコードでどんなことができるのかを解説していきます。 ノーコードを使ってAIを開発した事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
-
機械学習のビジネスにおける活用事例を徹底解説
様々な分野・企業で、AIや機械学習の活用が進んでいます。 iPhoneのSiriやGoogleのアレクサなど、日常生活にも溶け込んでいるほどです。 AIにデータを機械学習させれば、膨大な時間がかかる作業も分析も一瞬で終えることができます。 AIは学習させるデータでどんな使い方もできるため、その可能性は無限大です。 本記事では、AIや機械学習をビジネスに活用する方法や、導入事例をご紹介します。
-
AIツール・開発プラットフォームおすすめ13選!無料AIツールも?
AI(人工知能)を使ったツールやアプリは、ここ数年で急激に増えました。身近なところだと、有名画家風のイラストが作成できるアプリや音声読み上げソフトなど、一度は耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。 企業においても課題解決ができるAIツールや、AIを開発できるプラットフォームへ注目が集まっています。ですが、AIツールと一口にいっても、開発できるAIの種類や解決できる課題も様々です。 本記事では、AIを開発できるプラットフォームや、無料で使える便利なAIツールをご紹介します。AIツールを使ってどんなことができるのか、ツールによる違いを知りたい方は必見です。
-
AIによる需要予測の仕組みとは?導入事例・費用・アルゴリズムを解説
過去の販売データを元に商品の発注数や売れ行きを予測するのは、小売業界では当たり前に行われています。 ですが、経験や勘に頼った予測は個人の力量に依存するため、予測に再現性がありません。予測の精度も人によってバラバラなため、常に高い精度で予測することは難しいです。 こうした課題を解決する方法の1つとして、AIを使った需要予測が注目されています。AIを使うことで、スキルに依存しない高精度で需要予測が期待されているのです。 本記事では、AIを使った需要予測の仕組みや導入事例について解説していきます。需要予測をして在庫管理の最適化や売上増加を狙っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
-
製造業におけるAI活用事例23選!各社の導入方法・例をご紹介
ここ数年でAi技術は格段に進化を遂げています。様々な領域でAIの活用が進んでいますが、製造業ではどのくらいAIの導入が進んでいるのでしょうか。製造現場での実用化にはいまだ課題も残っています。AIを活用できる人材がいない、AIの導入方法がわからず、活用が進んでいない企業も多いのではないでしょうか。 この記事では、実際にその仕組みや導入のメリット、成功・失敗事例を紹介していきます。製造業でAIを導入するうえでの注意点についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
-
ディープラーニング(深層学習)とは?AI・機械学習との違いを簡単に解説
ディープラーニング、AI、機械学習。誰しも、テレビや本で一度は耳にしたことがあると思います。 ですがこれらが何を指しているのか、なぜ注目を集めているのか知っている方は少ないのではないでしょうか。 本記事ではAIを学んだことがない方向けに、ディープラーニングとは何なのかを簡単に解説します。 ディープラーニングと機械学習の違いがわからない方や、ディープラーニングの活用事例を知りたい方も必見です。
関連した事例
-
予測分析ツールおすすめ7選比較!AIで予測できること・無料ツールはある?
将来の売上や株価を予測することができれば、ビジネスや投資において非常に有利に動けます。しかし、人の勘や経験に頼った予測には限界があり、正確な予測をすることは困難です。 そこで、あらゆる業界で「予測分析ツール」が注目されています。予測分析ツールを使えば、膨大なデータを分析し、過去の傾向をもとに未来を予測できます。さらに、機械学習や人工知能を使った予測分析ツールを活用すれば、誤差を減らしてより高い精度で予測を行うことができます。 本記事では、予測分析ツールでどんなことが予測できるのか、おすすめの予測分析ツールをご紹介します。AIやツールを使った予測に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
-
AI開発外注の費用相場・期間は?おすすめ開発会社を解説
AIを開発したいと思った時にまずぶつかる壁は、「自社内で開発するか外注するか」です。 社内に開発人材がいる場合もいない場合も、AI開発の外注は選択肢の1つとして考えられます。 AI開発の外注にはメリット・デメリットがあるため、AI開発において重視する内容によって外注が最適かどうか変わってきます。 本記事では、AI開発を外注しようか検討している方に向けて、AI開発の外注にかかるコストやメリット・デメリットを解説します。さらに、AI開発に強いおすすめの外注先もご紹介するので、開発会社選びの参考にしてみてください。
-
ノーコードでAIを開発する方法とは?開発事例・無料の開発プラットフォームを紹介
ここ数年、国内外の開発者の間で「ノーコード(NoCode)」という言葉がよく聞かれます。 ノーコードとは、文字通りコードいらずでWebサイトやWebサービスを開発する手法のことです。 このノーコードの開発手法を使って、AI(人工知能)を開発しようとする動きが出てきています。 本記事では、ノーコードでAIを開発して自社課題を解決したい方に向けて、ノーコードでどんなことができるのかを解説していきます。 ノーコードを使ってAIを開発した事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
-
ディープラーニング(深層学習)とは?AI・機械学習との違いを簡単に解説
ディープラーニング、AI、機械学習。誰しも、テレビや本で一度は耳にしたことがあると思います。 ですがこれらが何を指しているのか、なぜ注目を集めているのか知っている方は少ないのではないでしょうか。 本記事ではAIを学んだことがない方向けに、ディープラーニングとは何なのかを簡単に解説します。 ディープラーニングと機械学習の違いがわからない方や、ディープラーニングの活用事例を知りたい方も必見です。
-
プログラミングでAIを開発する方法!必須のプログラミング言語・入門知識を解説
近年急速に進化しているAI(人工知能)。 AIを活用すれば、今まで大量の人と時間を投下していた業務も効率よく精度高く遂行できます。 人と同じような動きができるためすごい存在に思えるAIですが、プログラミングを学べば初心者でも開発が可能です。 本記事では、プログラミングをしてAIを開発する方法やAI開発におすすめのプログラミング言語をご紹介します。
-
機械学習(ML)とは? メリット・種類・業界や課題別の活用例・実施方法を解説
機械学習(Machine Learning)とは、コンピューター(Machine)が与えられた大量のデータを処理・分析することでルールやパターンを発見する技術・手法のことです。学習の結果明らかになったルール・パターンを現状に当てはめることで、精度の高い将来予測が可能となります。 高度なコンピューターを使用することで、人間の脳では処理しきれない複雑な要素を加味した分析・学習が可能となりました。その結果、近年ではさまざまな領域において人間による作業の精度向上・効率化に役立てられています。自動運転や医療、人間の購買行動の分析など、さまざまなビジネス領域で機械学習が実用化されており、今後のマーケットで生き残っていくためには必須の技術になりつつあるといえるでしょう。 本記事では、機械学習(ML)の概要やメリット、種類に加え、業種別・課題別の活用例を紹介します。実際に取り入れる際の作業フローも紹介しているので、機械学習の活用に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
-
データドリブン経営とは?成功事例からわかる必要性・メリット解説
ビジネスでデータを活用するのは、今やどの企業も当たり前に行なっています。 ですが、データを効果的に活用できている企業はあまり多くありません。 データを部分的にしか活用できていない、人によってデータ活用のレベルが異なる企業が多いのではないでしょうか。反対に、データを活用しようと意気込んで収集した結果、膨大なデータを持て余している場合も見受けられます。 このように、データを有効活用できていないと感じる方々に知っていただきたいのが、「データドリブン経営」という考え方です。本記事では、データドリブン経営とは何かを簡単に解説し、データドリブンで数字改善した成功事例をご紹介します。データを活用して売上を伸ばしたい、コスト改善したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
-
AIやExcelを活用したコールセンターの入電数予測の方法
コールセンターにおけるコール予測(呼量予測、forecaster)とは、お客様からの問い合わせなどセンターで受信する電話の量を予測することをいいます。 コールセンターの運用コストを増加させる要因のうち大きなものが、コミュニケーターの人件費です。コミュニケーターは顧客からの入電に応じてオペレーションの対応をするため、実際の入電数よりも多くのコミュニケーターを配置すると、対応がなく待ち状態のコミュニケーターが増えて、不要な人件費の増加に繋がります。また、逆に配置人数が少ないと呼び出し中でつながらないなどのクレームの要因になりかねません。適正な人員をコンタクトセンターに配置することで、十分な顧客満足度が提供できる状態でオペレーションを行っていることが理想です。今回は、Excelを活用したコール予測、AI(人工知能)による機械学習を用いた時系列分析で、コール予測を実現する方法をご紹介します。
-
予測分析とは?活用事例とその手法・ツールをご紹介
予測分析とは、過去の行動パターンを特定し、将来の結果を予測するために、大量のデータに数理モデルを適用する手法です。 機械学習、データマイニング、統計アルゴリズムなどの複数の組み合わせがもたらす「予測的手法」により、予測分析ツールは、単純な相関付け以上の機能を実装できます。ビジネス分野では、予測分析が以下に示すようなさまざまな用途に利活用されています。 ・需要と供給のより正確な予測コンピューターネットワークに悪影響を及ぼす脅威と潜在的問題の特定 ・保険サービスや金融サービスにおけるセキュリティリスクの低減 ・クレジットカード詐欺のリアルタイム検出 予測分析機能を組み込んだソフトウェアが増えつつあり、これはあらゆる規模の組織体でユーザーにとって身近なものになっています。予測分析はデータサイエンスや高度な分析に関する訓練を受けていないエンドユーザーにも実務上の価値をもたらします。これは、まさにすべてのユーザーが恩恵を受ける機会を提供することに値します。この概念を「データの民主化」と呼びます。誰もがデータを利用してより良い意思決定を下せるように、組織全体でデータを誰もが利用できるようにするという概念です。 本記事では、予測分析がなぜ重要なのか、予測分析の実活用例、予測分析の手法、機械学習やデータマイニングなどの他のテクノロジーとの関係、モデルの役割、予測分析を始めるにあたってのヒントについてご紹介します。