AIで事業系食品ロス324万トンを0にする「AI0プロジェクト」のご紹介
ビジネスのためのAI活用プラットフォーム「MatrixFlow」を提供する、株式会社MatrixFlow(本社:東京都台東区、代表取締役:田本 芳文)は、AIで事業系食品ロス324万トンを0にする「AI0プロジェクト」始動します。プロジェクトの開始に伴い、共に食品ロス削減を目指す共同パートナーの募集も開始します。
従来の食品ロスへのアプローチする手段としては、需要予測と適性価格予測が主流でしたが、この度、過剰生産に対する「需要予測」、売れ残り防止のための「適正価格予測」、原材料の余り回避のための「組み合わせ最適化」、生産工程のロスを防ぐ生産ラインの「異常検知」など、豊富なテンプレートを用意し、様々な角度から食品ロス削減のアプローチ方法を提供いたします。
本プロジェクトを通して、食品製造業、食品卸売業、食品小売業、外食産業の事業者と共に、日本の食品業界の問題を解消し、SDGsの達成に貢献します。
背景
SDGsの「12.つくる責任 つかう責任」において、食料の廃棄を減らすことが求められていますが、日本の達成状況の評価は「重要な課題が残っている」であり、まだまだ改善が求められています。
現状の廃棄の状況を見てみると、食べられる部分が捨てられている「食品ロス」の量は年間600万t(平成30年度推計値)と言われており、そのうち過半数の324万tは事業系食品ロスが占めています。
AIを活用した食品ロスを減らす対策としては、これまで需要予測と適正価格予測が主な打ち手でしたが、これでは食品ロスを一面的な方向からしか削減できず、SDGs達成のためには、より柔軟かつ多面的に食品ロスを削減することが求められています。
そこで、ビジネスのためのAI活用プラットフォーム「MatrixFlow」を提供する弊社は、ノーコードで現場にあった多種多様なAIを作れる強みを生かし、柔軟な発想で様々な角度から食品ロスを減らす「AI0プロジェクト」を始動するにいたりました。
AI0プロジェクトとは
AI0プロジェクトは、食品ロスの課題を抱える事業者とそれらの課題を解決する最先端の技術をもつ事業者がパートナーシップを組むことで、日本の事業系食品ロスを0にするという取り組みです。
AI0プロジェクトのパートナーになった場合、以下のようなメリットがございます。
・食品ロスを減らすことができる
食品ロスを減らすことで、食品の廃棄にかかる費用を削減することができます。自社の利益に直接的な影響があるだけでなく、企業の社会的責任(CSR)を果たすことによるブランディング効果が期待されます。
・パートナー限定の実証実験用ライセンスを使える
以下のソリューションを始めとしたAI技術の提供やAIプロジェクト推進のサポートをパートナー限定で受けることができます。
過剰生産に対する「需要予測」
売れ残り防止のための「適性価格予測」
原材料の余り回避のための「組み合わせ最適化」
生産工程のロスを防ぐ生産ラインの「異常検知」
など
・情報交換できるネットワークが広がる
食品ロスの削減に直接的につながった事例の紹介など、パートナー企業同士の情報交換をすることが可能です。
幅広い事業者とのネットワークが作られることにより、食品ロス削減への意識が醸成され、課題解決のきっかけが増えます。
AI0プロジェクトに参画するためには
特別な参加条件はございません。
食品製造業を始め、食品卸売業、食品小売業、外食産業、もしくはそれら業種の企業様と関わりの深い企業の参画をお待ちしております。